第1回 漆喰教室
こんにちは
唐草倶楽部の上野美穂です
またひとつ 唐草倶楽部員の夢が形となり
新たな光を見つけることが出来ました☆
唐草倶楽部 漆喰アーティスト 上野賢二による
『第1回 漆喰教室』が開催されました。
その様子をレポーター美穂がご報告させて頂きます!!!
29日の日曜日 激しい雨が降り続く薄暗い天気・・・
そんな外の世界とは全く違う異空間~平和な空気が漂う米山宅にて
今回の漆喰教室は開催されました。
そもそも 何故今回 米山宅で開催されたのかと言うと・・・
第二回 唐草倶楽部アートラボにて 漆喰作品を
オーダーしてくださったことが始まりで~
米山家の玄関を開けると、そこにはドーンと構えた
上野賢二の漆喰作品が
『この作品が来てからというもの かなり上げ上げなの~』
と笑顔の奥様!
有難いお言葉で、作家としては嬉しい限り!!!
作品を大切に思ってくれ、作品が家族の一員となって共存しつづけていく・・・
う~ん!!!幸せ
奥様のお仕事はピアノの先生。多くの子供達と関わりながら
感性を磨き表現する大切さを教えている方~
また 自然と共存共栄していくことの大切さを知っている方~
漆喰という日本の伝統文化を 後世に残す役割が
賢二にはある!ということや
漆喰アーティストとしてさらに羽ばたいて!!!という奥様からの
メッセージと共に
是非生徒さん達に漆喰教室を開いてほしいとリクエストが~
最初は腰が引けていた賢二も 強い嫁の助言もあり(笑)
せっかくのチャンスを生かそうということに☆
決断したら そこはさすが職人気質!
段取りは完璧~教室用の材料揃えから、下準備から、見本作り・・・
素晴らしかったわ(笑)
米山ファミリーにも 何から何まで協力して頂き~しかも
『記念すべき第1回目だし 円陣組んで掛け声かけようよ』と奥様!
ウルウルなお言葉だわ~ 賢二先生の掛け声で準備スタート!!
アク抜きしてある藁や おはじきも用意しました。使いたい人はどうぞ~
今回の生徒さんは、子供2人と大人3人 プラス美穂
まずは漆喰について 賢二先生のお話を聞きます~
なかなか真剣な表情の皆さん・・・何を作ろうかイメージ膨らませ~
まずは 漆喰をキャンバスに塗る作業
塗り方ひとつとっても 性格が出ますな~
さてさてここからが 作品の表情がぐっと変わってくる作業です
それぞれが描いたイメージをキャンバスに・・・
子供達は、道具のそんな使い方ってありなの?と 大人達をビックリさせてくれました
体操の先生のYちゃんは 自身が教える『NOSS』という体操のロゴに挑戦~
Oの中にいる踊っている姿を再現するのがめちゃ細かくて大変そうで・・・
が、目の前に座ったAちゃんの協力でなんとかなるかも・・・
賢二先生もお手伝いしてます
今年は富士山に登ると決めたSちゃんは 富士山にしたのだが
どうしても キントン雲も入れたくなり、気付いたら
雲の存在がメインになってしまったかもと言ってました・・・(笑)
いつも何でも器用にこなすAちゃんは さすが美術系!
まるで油絵でも描いているような感じで バラを書いていました~
ピアノの生徒さんのYくんの発想力はなかなかで~
賢二先生ったら、目の前にいる美穂の作品には素通りなのに
Yくんには 『いいね~、いいね~』を連呼してました。
おはじき、置くだけではなく立てて使ってるし~美穂ビックリ
米山家のDくんは おはじきの色をよりすぐり虹を描きました!
まさか 虹がくるとは・・・美穂ビックリ
Yちゃんは 文字の周りを 藁入り漆喰にして 文字を強調してました!
(自宅に戻ってからも 作業をしたとか・・・)
あっ美穂の作品・・・訳が解らなくなり賢二先生に助けてもらった
一応テーマは 『炎』 → → どうなのよ(笑)
あっという間に2時間が過ぎてしまいました・・・
これで良しとどこかで線引きしないと永遠に続く手直し
『今の自分を表現出来ればそれでよし!』と賢二先生
相当集中して ちょっとお疲れの生徒さん達に美穂作のバナナチョコケーキを・・・
初めて漆喰と触れ合った皆さん 楽しんでいただけたかな~
それぞれの作品を 可愛がって大切にして頂けたら嬉しいな~
なんてことを思いながら お茶だしする美穂でありました。
今回の教室のテーマは 『自然』 と 『自由』
感じていただけたかしら・・・
『五感』を使っての今回の漆喰教室は 豊かな時間だったな~
★今回の 五感★
・視覚 → 漆喰のデコボコした表情を視ながら~
・聴覚 → 雨音の自然のリズムを聴きながら~
・臭覚 → 漆喰の磯臭い香りは まるで海にいるかのように感じ~
・触覚 → 素手で触る漆喰の感触は ひやっとするけど温かくて~
・味覚 → 集中して頑張ったあとのケーキは格別で~(笑)
何にでも共通する話ですが 人間の五感を使って
ゼロから何かを作りだす作業は その過程に悩み 葛藤したとしても
最後には 何かが生み出される
形になろうがならまいが 何かを手にすることが出来る
これこそが喜びなんだな~と 漆喰教室を通じて美穂が感じたことです。
参加してくださった皆さん 本当にありがとうございました。
次回は 表札を作りたいというYちゃんなので なるべく早めに
第2回を企画出来たらな・・・と思います。
漆喰アーティスト 上野賢二が 昔から言っていた夢のひとつ
『子供達に 漆喰とふれあう場を作りたい・・・』
その夢が形となり、新たな光が見えたことが 私達夫婦にとって幸せなことです。
このような環境を作って頂いた 米山ファミリー
唐草倶楽部代表としてチャレンジし続ける姿を見せてくれるharuさん
唐草カフェブログをいつも更新してくれるsachiさん
唐草倶楽部のみなさま・・・
参加してくださったみなさま・・・
皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです★
ありがとうございました
最後に 賢二先生の作品の前でひとりずつ撮影をしたので
代表で 米山家のDくんの写真をのせますね・・・
(何故か 賢二と顔が似てる・・・やはり同じ星からやってきたか?)
そして 本当に最後の最後~
米山ご夫妻と賢二先生
賢二先生の安堵の表情が笑えますが・・・
器の大きな米山ファミリー ありがとうございました
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